小さいお子さんを持つママさんなら一度は「子どもが野菜を食べてくれない!!」という悩みを持ったことがあるのではないでしょうか?
3歳になるうちの子も野菜をなかなか食べてくれないことが多いです。そして、ご飯よりもパンが好きで毎朝「パンがいいー!」と大絶叫。
ならば、大好きなパンに野菜を混ぜてやろう。添加物も入っていないし、焼きたてを食べさせてあげられる。そして、育児で忙しい時でも簡単に出来る。
私の作る手作りパンにはたっぷりと野菜が入っていることを息子も知っていますが、パンに入っているとどんな野菜だろうとパクパク食べてくれます。
本記事では、我が家の朝の定番になりつつある「野菜たっぷりのパンレシピ」をご紹介します。
今回ご紹介するレシピは梶晶子さんの「ポリ袋で作る天然酵母パン」を参考にしています。
パンケーキ屋ピザなど多くの種類のパンレシピが載っていて、全てポリ袋で作れてしまいます。眺めているとあれもこれも作りたくなってしまうレシピがたくさん載っているおすすめの一冊です。
ポリ袋で作る天然酵母パン フライパンや鍋で手軽に焼ける [ 梶晶子 ]
Contents
基本のパンレシピ(18㎝パウンド型1個分)
材料
材料 | 分量 |
強力粉 | 200g |
きび砂糖 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/3 |
ドライイースト | 小さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ10g |
水 | 120g |
小麦粉は国産の「春よ恋」という国産強力粉をネットで買っていますが、これがすごくオススメ!
今まではスーパーで個袋のものを購入していたのですが、たくさんパンを焼くようになったので本でおすすめされていた「春よ恋」を大量にネットで購入したところ、この強力粉に変えてからパンがかなり美味しくなりました。
ふわふわもっちりパンに焼きあがります。
作り方
参考にした本はポリ袋で作る方法なのですが、私はいつもボウルを使っています。または本の通りにポリ袋で作ると、洗い物がほとんど出ません。
ここで紹介する作り方で載せている画像は「人参」がたっぷり入ったパンなので、生地がオレンジ色になっています。アレンジレシピは記事の後半でご紹介しますね。
1.ボウルにすべての材料を入れ、ひとまとまりになるまで混ぜる。
2.取り出した生地をビニール袋に入れて、2.5倍の大きさになるまで発酵させる(一次発酵)
3.一次発酵が終わったら生地を袋から取り出して、綿棒で25×15㎝くらいの長方形に伸ばして、海苔巻きのようにくるくると巻いて、巻き終わりを閉じて下に来るようにパウンド型に入れる
4.型から生地が出るくらい発酵したら、210°に予熱したオーブンで17分焼く。
育児をしながらでもできるパン作りのスケジューリング
私は朝に長男と一緒に捏ね、一日かけてゆっくりと1次発酵させ、その日の夜に形成してパウンド型に入れます。翌朝、起きたら2次発酵が終わっているのでオーブンに入れ焼き立てを食べています。
発酵を細かく見る余裕がないので、朝捏ねて夜形成して、翌朝焼く。
朝食に焼き立てのパンと食べたいので、いつも細かな発酵具合を確認せずにこの放置発酵です。時々、発酵具合をみて温かい部屋に移動させたり、冷蔵庫に入れたりして発酵不足や過発酵を防いでいます。
ポリ袋で作る簡単野菜パンのアレンジレシピ
アレンジするときは野菜などの混ぜ込むものの水分量が多いので、基本的に野菜などの水分のみで水は硬さをみながら少し追加する程度です。
小豆とかぼちゃ
基本の材料の水の代わりに茹でたカボチャを入れます。
カボチャの水分量が多いのでパンの硬さを見ながら入れましょう。だいたい100gくらいでしょうか。
私はカボチャの煮ものを作る時に、味を付けないでとっておいたものをペーストにして冷凍保存していたものを使って作ることが多いです。
皮が柔らかかったので皮ごとペーストにして、こしあんにした時の濾した皮は生地に混ぜ込みました。あんこ餅をした時に残ったあんこを長方形に成型するときに塗り、くるくると巻きました。
ほんのりカボチャの甘さとあんこがマッチして、美味しい。バターを乗せて軽くトーストするとあんバターになってさらに美味しい。
黒豆ときな粉
お正月の余った黒豆をロールしました。
生地を長方形に伸ばしたら汁気を拭いた黒豆を散らしてくるくると巻きます。
お砂糖は入れずに黒豆の煮汁を入れて調整。黒豆の煮汁が多かったのか生地が少しべたついたので、きな粉を追加で入れこれまた微調整。
砂糖は入れていませんが黒豆の煮汁が甘かったので、いつもよりも甘いパンに仕上がりました。黒豆大好きな長男は大喜び。
にんじんとヤーコン
にんじんとヤーコンはすりおろして合わせて80gほど。すりおろしたときに出た汁もすべて入れます。
にんじんとヤーコンの甘みが美味しいパンです。きれいな黄色になるもの嬉しい。野菜をなかなか食べない息子も大好きなパン。
小豆と栗クリーム
こしあんを作った時に出た小豆の皮を生地に混ぜ込んで、一次発酵が終わり成型するときに長方形に生地を伸ばしたら、去年栗が採れた時に作った栗のクリーム塗ってくるくると巻きました。
牛乳に栗と砂糖とスパイスを入れて煮詰めた栗のクリーム。長男が大好き。
野菜は入っていませんが、練り込むならカボチャが合いそうです。クリーム好きな長男にちょっとご褒美の朝ごはんです。
ブルーベリーとクリームチーズ
長男がブルーベリーのパンが食べたい!とリクエストがあったので作りました。去年たくさん獲れたブルーベリーをそのまま冷凍していたものをパンに混ぜ込み、一次発酵が終わって長方形に生地を伸ばし、クリームチーズを塗ってくるくると巻きました。
クリームチーズを塗ったところが空洞になってしまいましたが、ブルーベリーとクリームチーズの相性は抜群。実はちょっと米粉を足したのでもちもちしっとり。私的には一番好きなパンです。
その他の野菜を使ったパンのアレンジレシピ
ここに写真はありませんが、青物野菜が苦手な息子のためによくやるのが、ホウレンソウなどの野菜を冷凍してそのままおろし金でがりがりとすりおろすと細かくなってパンに混ぜ込む緑のパン。ホウレンソウや青菜系をそのままでは食べない息子もこれならパクパク。
今回ご紹介した以外でも、カボチャのパンのように煮た野菜が余ってしまった時に冷凍保存しておくと、すぐにパン生地に練り込むことが出来るので便利です。繊維の多い野菜類はものはすりおろして使用するといいでしょう。
息子が白菜パンが食べたい!!とよく言うのでそのうち挑戦してみようかなと思います。
まとめ
忙しいのに達成感を味わうことが少ない育児。
育児に追われ、育児以外ないもしてなかったなーと言う日も、朝パンを焼くと一仕事やった感じがしていい感じに一日のスタートを切れます。
達成感を得るには一から何かを作ることがいいと聞いたことがありますが、パン作りはまさにその通り。小麦粉からパンが出来るのは一から自分で作った達成感を味わうことが出来ます。
そのうえ、子どもが美味しいと言って食べてくれ、栄養面もばっちりであればこんなにハッピーなことはありません。
ママ友にパンを焼いているよというとすごーい!と言われることがありますが、とっても簡単で手間も少ないこの方法なので、忙しくても焼けるんです。ぜひ試してみてくださいね。
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