春が待ち遠しくなる立春の頃に毎年必ず作るお菓子があります。桜の塩漬けをのせたスパイスチーズケーキです。
前の年に庭の八重桜を摘んで母親が作ってくれた桜の塩漬けを乗せ、スパイスを混ぜ込んだチーズケーキ。
ワンボールで混ぜて焼くだけなのですが、桜の塩漬けとピンクペッパーをのせることで一味違ったチーズケーキに仕上がります。
とても簡単で美味しい季節感あふれるチーズケーキのレシピをご紹介します!
桜の塩漬けスパイスチーズケーキの作り方(18㎝のホール1個分)
材料
材料 | 分量 |
クリームチーズ | 200g |
砂糖 | 60g |
薄力粉 | 大さじ3 |
卵 | 2個 |
ヨーグルト | 200g |
レモン汁 | 大さじ2 |
バター(有塩可) | 15g |
カルダモンパウダー | 小さじ1 |
クローブ | 一つまみ |
ナツメグ | 一つまみ |
ピンクペッパー | 適量 |
桜の塩漬け | 適量 |
※砂糖はきび砂糖を使用していますが、白砂糖でも甜菜糖でもお好みで。
作り方
・クリームチーズは室温に戻しておく
・桜の塩漬けは水にさらして塩分を少し抜いて、キッチンペーパーで水けを良く切っておく
・ケーキ型にクッキングペーパーを敷いておく
1.ボールにクリームチーズを入れて滑らかになるまでかき混ぜ、砂糖を加えてさらにかき混ぜる
2.卵を溶いて少しずつ加え、その都度よく泡だて器でかき混ぜる
3.薄力粉をふるい入れ、スパイス(カルダモン、クローブ、ナツメグ)、ヨーグルト、レモン汁を入れその都度よくかき混ぜる
4.溶かしバターを入れかき混ぜ、型に流し込み軽く落として空気を抜く
5.表面に桜の塩漬けをのせ、ピンクペッパーを指先で軽く潰しながら散らす
6.180度に予熱したオーブンで45分、軽く焼き色がついて竹ぐしを刺して何もついてこなかったら焼き上がり
7.粗熱が取れたら型から外して冷やす
冷蔵庫で一晩寝かせるとスパイスが馴染んでさらに美味しくいただけますよ。
紅茶でももちろんいいですが、コーヒーとよく合います。
桜の塩気が程よく、カルダモンの抜けるような香りとピンクペッパーのアクセントが絶妙です。
私の3歳の息子はピンクペッパーが嫌だと取り除いていたので小さなお子様が食べる場合はスパイスは調整してくださいね。
チーズケーキに入れたスパイスはインドのシュリカンドをイメージ
※シュリカンド:wikimedia commons
今回混ぜたスパイスはカルダモンを中心にクローブ、ナツメグです。
カルダモンはチーズやヨーグルトとの相性ばっちりなので入れて欲しいですが、他はお好みで変えてみるもの面白いと思います。
ちなみに生クリームではなく、ヨーグルトを使ったのはインドにはシュリカンドというヨーグルトにドライフルーツ、スパイスを混ぜたデザートがあるのですが、今回はそれにならって生クリームではなくヨーグルトにして、シュリカンドにもよく使うスパイスを組み合わせました。
まとめ
毎年恒例の桜の塩漬けスパイスチーズケーキ。ママ友と家でお茶をする時に手土産で持って行ったら、とても喜ばれました。
簡単なのですが、見栄えが華やかで普通のチーズケーキよりも奥深い味になっているので、持ち寄りパーティやお花見の時にもおすすめです。
毎年、カルダモンは必ず入れていますが、あとはクローブ、ナツメグ、フェンネル、スターアニス、シナモンなど乳製品や甘味と合うスパイスを入れています。
ぜひ、一足早い春を美味しく味わってみてくださいね。
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