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レシピ

祖母から伝授された「ふきのとう味噌(ばっけ味噌)」のレシピ

ふきのとう

春の訪れとともに楽しみなのが山菜の時期ですよね。

山に囲まれた場所にあるので、春は色んな山菜が取れます。

その中でも一番早く出てくる「ばっけ(ふきのとう)」は「あー、春だなあ」という気持ちにさせてくれる大好きな山菜の一つです。

小さい頃は苦手だったあの独特の香りも、今は春を感じさせてくれる大好きな匂いになりました。

そこで今回は、ふきのとうを使った定番レシピ「ふきのとう味噌(ばっけ味噌)」をご紹介します。

Mari
Mari
ふきのとうの事を東北では「ばっけ」と呼びます。

ばっけ(ふきのとう)を採取する時の注意点

ふきのとう
ふきのとうには「毒性(※後述)」と「アレルギー物質」があるので、採取の際にいくつか注意点があります。

毒性はふきのとうの「根の部分」に多くあり、アレルギー物質は「雄花の花粉」に多くあるため、採取する時はできるだけ根を切り離して、若いつぼみ状のものを摘み取るようにしましょう。

キク科の植物にアレルギーが出やすい人は、ふきのとうでもアレルギー反応が出ることがありますので念のために注意した方がいいと思います。特に大きく花が開いた時に見える雄花の花粉(黄色い花粉)は避けるようにしましょう!

ばっけアレルギーの症状と注意点

①主なアレルギー症状は「のどの痛み、腫れ、発心、下痢、腹痛、嘔吐」など
加熱してもアレルギー物質はなくならないので、雄花の花粉は極力食べない
③調理法によってはアレルギー反応が遅れて出ることがある
アナフィラキシー症状が出ることがある

ふきのとう味噌(ばっけ味噌)の作り方(小瓶半分程度の量)

材料

ふきのとう味噌
材料 分量
ふきのとう(ばっけ) 100g
味噌 大さじ4
きび砂糖 大さじ1
適量

とろみが欲しい人は砂糖を少なめにしてみりんを足してください。

味噌の種類や砂糖の種類によって塩気や甘さが変わってくるので調節して好みの味に仕上げてくださいね。

ちなみにうちは自家製大豆から作った麹多めの赤みそを使っています。

まろやかな甘みが好きなのできび砂糖を普段から使っていまが、白砂糖でもOKです。

作り方

下処理:ふきのとうの外側の皮を一枚はがし、根元の黒い部分を切っておきます。根本は土がついているので水でよく洗い流し、あく抜きのために塩一つまみ入れた水に浸しておきます。

ふきのとう ふきのとう

意外と知られていませんが、ふきのとうの根の部分には「ペタシテニン(別名:フキノトキシン)」と呼ばれる有毒成分が含まれています。ペタシテニンは肝毒性が強いので、十分にアク抜きをしないで大量に食べると肝臓の病気を引き起こす恐れがありますので注意しましょう!

1.沸騰したお湯でサッと色が鮮やかになるまで湯がく

ふきのとう

2.湯がいたフキノトウをざるにとり、キッチンペーパーに包んでよく水けを絞る

ふきのとう

3.包丁で細かく刻む

ふきのとう

4.フライパンに油をひき、刻んだふきのとう全体に油が回るくらい軽く炒める

ふきのとう

5.砂糖と味噌を入れて炒める

フキノトウ味噌

6.全体が馴染んでひとまとまりになったら完成。

ばっけ味噌

7.煮沸消毒した瓶に詰めて保存します

ばっけ味噌

おすすめはおにぎり。しゃぶしゃぶした豚肉につけて巻いて食べても美味しい。

ふきのとう味噌

あったかいご飯の上に乗せて召し上がれ。

まとめ

うちの祖母が毎年作ってくれるレシピです。

ふきのとうが手に入ったらその日のうちにサッと作れる簡単レシピ。

香りが飛ばないう新鮮なうちにぜひ作ってみてくださいね。

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