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スパイス

山わさびの保存方法|常温・冷蔵・冷凍で味&香りの変化を比較してみました!

山わさび

こんにちは、マリです。

私の夫は出身が北海道の札幌なのですが、あちらではよくご飯のおかずに「山わさび(西洋わさび)」を食べるようで、関東に住んでいる時によく送ってもらっていました。

そして送ってもらって気が付いたのが、、

「使った残りをどうやって保存したらいいのかわからない!!!」

という事でした。

山わさびは香りが食欲をそそるので食べる直前にすりおろすのですが、一回の食事で1本使い切ることはまずありません。なので必ず保存方法でどうすべきか迷います。

それならば自分で常温」「冷蔵」「冷凍で1か月間、味や風味の変化を比較してみればいいのでは!?と思い立ち、実験してみることにしました。

実験に使用したのは、我が家の畑から収穫した山わさび3本です。

評価基準は私個人の主観的な感想になるので、あくまでも参考程度にとどめていただけると幸いです。

山わさびの保存方法の違いによる味&香りの変化の比較

山わさび保存方法

今回比較するために使った山わさびは、保存方法に限らず全てラップでなるべく密閉し、ジップロックに入れて保存しました。

比較実験をしたのは11月で、常温保存の場所は「暖房器具の無い廊下」ですので、常温保存とはいえ比較的涼しい場所です。

収穫から3日後

山わさび
収穫から3日後 常温 冷蔵 冷凍
香り

収穫から3日目では、常温と冷蔵、冷凍に味や香りの変化はあまりなく、余程湿度や室温が高い状態でなければどの保存方法でもいいと思います。

収穫から1週間後

山わさび
収穫から1週間後 常温 冷蔵 冷凍
香り

常温保存のものはやや水分が抜けてしなっとしてきたような気がします。香りも弱くなってきました。

冷蔵や冷凍はあまり変化は感じられません。

収穫から2週間後

山わさび
収穫から2週間 常温 冷蔵 冷凍
香り

常温のものは香りが更に弱くなってきました。

冷蔵保存のものもツンと来る香りが弱くなってきました。

冷凍のものは冷凍のまますりおろして解凍するにつれ、味も変わりありません。

収穫から3週間後

山わさび
収穫から3週間 常温 冷蔵 冷凍
香り

常温のものは味も香りもかなり落ちていました。

冷蔵のものも水分が減ってきて味も香りも落ちてきました。

収穫から1ヵ月後

山わさび
収穫から1か月後 常温 冷蔵 冷凍
×
香り × ×

常温のものはしなしなになり、カビのようなものが生えていて見た目で食べたらやばいと思い試食しませんでした。

冷蔵のものも黄色く変色してきています。

冷蔵はツンとくる香りが弱まったようですが、刺激のある味は健在でした。

結論

実験の結果

・2~3日で食べきるなら保存方法はあまり問わない
・腐りはしないが常温では精々2週間が限度
・冷凍保存しても驚くほどに味の劣化は少ない
・冷蔵保存すると繊維が凍って細かくすり下ろせるのでお勧め

今回の比較実験で分かった事は、2~3日で食べきる以上の量がある場合はジップロックなどに入れて冷凍保存をすれば少なくとも1か月以上は、辛みや風味を劣化させずに保存することができるということです。

あくまで私個人の感想ですが、冷凍はすりおろす時に手が冷たくなることと、解凍するまでに毎回少々時間がかかってしまうことがデメリットではありますが、長く美味しさを楽しみたい時は冷凍保存が最も良さそうです。

山わさびが大量にある場合は、迷わず冷凍保存してしまいましょう♪

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