こんにちは、ひらつかスパイス農園です。
2月も終わりに近づくとまだまだ寒いのに、時々「春⁉」みたいに暖かい日もありますよね。ちらりと梅や桜の木に目をやると花はまだですが、なんだか春がすぐそこに来ているような気がして嬉しくなります。
そんな時によく作るスコーンです。
スコーンの生地作りは昔に見た『暮らしの手帳』に載っていたレシピがもとになっています。スコーンって色んな仕上がりや作り方がありますが、家でサクッと作るのにぴったりなレシピで入れるものをアレンジして一番よく作るレシピかもしれません。
外はカリッと中はふんわり。結構適当に作ってもさっくりを割れてくれるので重宝しているレシピです。切った断面に触らないようにするのだけ要注意です。
去年作った桜の塩漬けをふんだんに使って、(←今年の桜の塩漬けを作る前に消費したいだけ疑惑)春の味を楽しみましょう♪
桜と甘酒とフェンネルのスコーンのレシピ(小8個分)
材料

材料 | 分量 |
薄力粉 | 80ℊ |
強力粉 | 60ℊ |
ベーキングパウダー | 6ℊ |
きび砂糖 | 大さじ3 |
バター | 40ℊ |
甘酒 | 50ml |
フェンネル | 小さじ1 |
桜の塩漬け | 適量 |
※甘酒は豆乳、牛乳、アーモンドミルク等で代用可能です。
作り方
【下準備】
✔桜の塩漬けを水に漬けて軽く塩抜きし、キッチンペーパーで水気を絞っておく
✔飾り用の8個を残して、荒く刻んでおく
✔オーブンを180度の余熱しておく

1.粉類をボールで混ぜ合わせる

2.フードプロセッサーに粉類とバターと入れてガーッと粉チーズのようになるまで回す。(手でも出来ます。バターと粉類を手でこすり合わせてやります。)

3.甘酒を少しずつ加えてゴムベラで切るように混ぜる。

4.まとまりにくかったら少しづつ甘酒を足す。入れすぎるとべちゃっをしてしまうので本当に少しづつ!

5.ひとまとまりになったら、刻んだ桜の塩漬けを入れる。

6.半分に折って平らにする。これを3回くらい繰り返す。

7.8等分にして飾りの桜の塩漬けを乗せる

8.180度で15~20分焼いて完成!焼き上がり!ちょっと焦げた。

桜の塩漬けが焼けてちょっとスモークピンクになってかわいい。焼き時間はそのオーブンによるかと思いますが、20分焼いたら上のほうがところどころ濃い茶になったので、焼けすぎてしまう場合はアルミホイルをかぶせるか焼き時間を20分以下に調整するといいと思います。
形はそろってなくて武骨なくらいがいい。

中にも桜がたっぷり。ちょっと甘じょっぱい感じです。お好みで桜の塩漬けの塩抜きかげんや量を調整してくださいね。

紅茶やコーヒーでもいいですが、せっかくなので(まだ桜の塩漬けが大量に残っている…)桜茶と一緒に食べると、コップの中で花弁が広がりお花見気分を楽しめます。早く桜が見たい気もするし、もうちょっとこの春を待ち遠しい時期も楽しみたい。

スコーンは焼きたてを粗熱が取れたくらいに食べるのがおいしいですが、冷めてしまったらオーブントースターで軽く温めると◎。

まとめ
桜と甘酒とフェンネルのスコーン。いかがでしたでしょうか。普通の砂糖と牛乳を使うスコーンと比べて、出来上がりの甘さやふくらみを毎回同じクオリティにするのは難しいですが、その時の旬の味を楽しんでいただけたら嬉しいです!
スコーンが焼きあがった時のいい香りと桜の香り、フェンネルの香りなどが混ざってたまりません。
甘酒やフェンネルパウダーは入れて欲しいですが、なければ省いてもOK。
桜の塩漬けさえあればOK。ってあれ?違うスコーンになっちゃいませんか。笑。
いいんです、それでも。家にある材料でサクッと試してみてくださいね。