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デザート

春を感じる手作りお菓子|桜の塩漬けを使った琥珀糖のレシピ

琥珀糖

こんにちは、ひらつかスパイス農園のまりです。

毎年、3月になると前の年に作った八重桜の塩漬けを使って色んな料理を試作します。

この季節になると桜の開花が待ち遠しくなる&去年作った桜の塩漬けを今年の開花前に使い切る作戦です。

今回は材料シンプル、作り方も簡単なのにまるで桜餅のような味わいになる一押しレシピをご紹介します。

桜の塩漬け+シナモン=桜餅?

 

桜の琥珀糖

桜の塩漬けで色付けしたスリ琥珀。シナモンスティックを一緒に煮出すことによってシナモン香りと桜の塩漬けの香りが混ざってとてもいい香りです。

桜の葉を塩漬けするとシナモンと同じ香りの成分「クマリン」を出すようになります。なので、シナモンを入れるとまるで桜餅を食べているような味わいに♡

桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀のレシピ

桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀の材料

・桜の塩漬け 20個ほど

シナモンスティック 1本

・粉寒天 4g

・グラニュー糖 300g

・水 200ml

 桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀の作り方

1、鍋に粉寒天と水、シナモンスティックを入れ、中火で沸騰させる。

2、寒天が溶けたらグラニュー糖を加え、糸を引くようになるまで弱火で煮詰める。

3、シナモンスティックと取り出して、塩抜きして軽く水分をふき取っておいた桜の塩漬けを入れ、すりこ木で白く濁るまでよくかき混ぜる

桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀

4、水で濡らしたバットに流し入れて、固まるまで待つ

5、しっかりと固まったらクッキングペーパーに取り出し、お好みの型で形を作り3~4日ほど乾燥させる

琥珀糖 琥珀糖

本来スリ琥珀はもっとしっかりと白濁しているのですが、半透明な感じもまたいい感じです。

表面が乾燥したら、裏返して裏側も乾燥させます。完全に乾燥すると表面を触っても全くべとつかずカチコチに硬くなります。

Mari
Mari
乾燥するのが待ちきれず、毎日1個ずつ味見していましたが、日に日に固くなって食感が良くなっていくのが分かりました。

一口齧るとじゃりっとしたその側の食感と内側のゼリーのような柔らかい食感のコントラスト、桜餅のような香りが広がってとっても美味しいです♪

桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀

枯れ木に花を咲かせましょうをイメージしてみました↓

桜の塩漬けとシナモンのスリ琥珀

まとめ

実はこれ、失敗から生まれたレシピなのです。

桜の塩漬けを入れたところ、桜の塩漬けに含まれていた空気のせいか細かい気泡がたくさん入ってしまい、どうやっても取り切れない。

失敗かな…と思ったのですが急遽スリ琥珀にしてみたら、すりこ木でかき混ぜるうちに桜の花がバラバラになり全体がピンク色に。まるで本物の桜の花のような淡いピンクの色合いになりました。

以来、この時期の我が家の大人気のお菓子になりました。

日持ちするので作り置きしておいて、お花見に持っていくのもいいですよ。ただ、天候によって乾燥に時間がかかる場合があるので良く晴れて乾燥した日を選んで作ることをお勧めします。

桜の木があれば桜の塩漬けは手作りするもの楽しいですよ♪

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