レシピ

ヨルダンで食べた焼きナスのペーストディップ「ムタッバル」のレシピ

ムタッバル

ナスが美味しい季節になると、油との相性のいいナスは揚げたり炒めたりして食べることが多いと思います。

揚げナス、天ぷら、麻婆茄子などいろんな調理法がありますが、中東ではナスをペースト状にして食べることがあるんです。

日本ではあまりナスのペーストって作りませんよね?

特に中東のヨルダンで見かけることの多い「焼きナスのペースト」ムタッバルと呼ばれ、私も大好きな料理です。

ものすごく簡単に作ることができるので、レシピをご覧になって是非作ってみてくださいね!

ヨルダンの首都アンマンから日帰り観光で行ったアジュルンで食べた「ムタッバル」

ヨルダン

私がヨルダンに行ったのは2012年のこと。

実は2010年にもシリアとヨルダンに行ったのですが、ヨルダンの滞在は時間がなくて目的のひとつだったペトラ遺跡まで行けず、それが心残りで2年後にヨルダンへ再渡航しました。

主に滞在していのは首都のアンマンで、目的地はペトラ遺跡死海

アンマンは比較的夜遅くまでお店がやっていて、いわゆる都会です。

街がにぎわっていて女性も多く出歩いていて、イスラム圏ですがジーンズにTシャツなど普通の服装をした女性もいて、伝統的な衣装を着ている人を見かけることは少なかったです。

私が渡航した当時は治安も良く、一人で行動していましたが夜街を歩いていても危険を感じることは全くありませんでした。

私がムタッバルを食べたのは、アンマンのマンスールホテルという安宿で知り合った旅人と一緒にカラート・アル・ラバドという山の頂上に立つお城を見にアジュルンという町に行った時です。

アジュルン
※画像:カラート・アル・ラバドを見上げて

中東料理では定番のナスのディップペースト

ヨルダンのレストラン

カラート・アル・ラバド観光を無事に終え、レストランに立ち寄った時皆とてもお腹が空いていたので、たくさんのヨルダン料理を頼みました。

一品の量が分からないので、ものすごい量の料理がテーブルいっぱいに運ばれてきます。

その中の一品がムタッバルでした。

スパイスが効いている料理が多い中で、ムタッバルは比較的優しい味だったので、箸休め的にパンにつけて食べました。

ムタッバルは、中東では定番の焼きナスをペースト状にしたもの

中東では、料理を頼むとピタパンやホブズなどのパン類が必ず付いてきて、そのパンでムタッバルをディップのようにつけたりすくったりして食べます。

この後ご紹介するレシピで作ったムタッバルを家族にふるまったら意外と好評で、私の父はビールのつまみにしていました。

私の父のようなエスニック料理になじみのない世代の男性でも、あまり抵抗なく食べられるくらい食べやすいんですよ。

ムタッバルの作り方

材料

材料 分量
ナス 400g(5本くらい)
ニンニク(すりおろし) 一かけ
練りごまペースト 大さじ2
レモン汁 大さじ1
小さじ1/2
ヨーグルト 大さじ2
オリーブオイル 大さじ3

※このレシピでは塩味はあまり強くしていないので、最後に塩味を見ながら調節してください。

作り方

1.ナスをグリルで皮が黒くぱりぱりになるまで、強火で焼く。ナスは中がトロトロになるまで焼いた方が美味しいので、竹串が抵抗が無く刺さるくらいまで焼くと良いです。

焼きナス

2.ナスが熱いので手の先を水につけながら、皮をむく

焼きナス

3.ヨーグルトとオリーブオイル以外の材料をすべてフードプロセッサーに入れ、ペースト状になるまで回す

※フードプロセッサーが無い場合は、すり鉢などですりこぎを使ってすりつぶします。

ムタッバル

4.硬さをみながら、ヨーグルトを加えて再度フードプロセッサーでかき混ぜる

ムタッバル

5.ドーナツ状にお皿に盛りつけて、オリーブオイルを回しかけて完成!

ムタッバル

ムタッバルの盛り付けは、カルデラのように中央をくぼませて、底に細かく切ったトマトなどを添えることが多いです。

オリーブオイルはこれでもかってくらいたっぷりかけます。

ムタッバルの美味しい食べ方

ピタパン

ムタッバルはディップのようにして食べることが多く、その付け合わせとして出されることが多いのが「ピタパン」です。

ピタパンは中が空洞になっているパンで、その中にムタッバルをはさんだり画像のようにすくって食べることが多いのですが、ご家庭でも簡単に作ることができます。

当サイトでもピタパンのレシピをご紹介していますので、是非あわせてご覧くださいね。

ピタパン
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まとめ

ナスとヨーグルトをフードプロセッサーでペーストにして食べるというのは、日本ではあまり見かけない調理方法だと思います。

中東ではこのようなレシピはすごく多くて、一度ムタッバルでペースト系の料理を作ってみると、「意外とこういうのもアリなんだ」と思えます。

スパイス料理の前菜としてムタッバルを是非作ってみてください。