クリスマスの時期になると玄関に飾られるリースは、クリスマスの気分を盛り上げてくれる欠かせない装飾物です。
元々は祭事の際の冠として使われていたものが、魔除けや豊作祈願などの意味が込められて玄関先に飾るようになったと言われています。
クリスマスの時に飾るのが一般的ですが、その時だけ飾るというのもなんだか寂しいので、私はクリスマスっぽい装飾を抑えて年中飾ってもおかしくないようなナチュラルなリースがあればいいなと思っていました。
皆さんも、どうせ飾るならちょっと変わったオリジナルのリースを作ってみたいと思いませんか?
本記事でご紹介するのは、私の得意とする「スパイスを使ったリースの作り方」です。
Contents
スパイスを使ったナチュラルテイストなリース
私自身、元々キラキラしたリースよりもナチュラルな風合いのリースの方が好みなのですが、今回はスパイスを使ったナチュラルなリースを作りました。
冒頭でも書きましたが、リースには魔除けの意味もあります。
祭事の冠として使われていた時代は、ツルに花や枝、魔除け効果の強い月桂樹(ローリエ)などを挿していたとされていますが、月桂樹も立派なスパイスですよね?
抗菌・殺菌効果の強いスパイスには、魔除けの意味合いを持つものも数多くあり、本来のリースのもつ意味合いにもすごく合致します。
クローブ(丁子)を大量に使った「フルーツポマンダー」も、魔除けの装飾品として古くからヨーロッパで使われていますし、スパイスを大量に使ったリースというのも面白いのでは?と考えました。
何より、スパイスはハーブの種子、樹皮や木の実だったりすることが多いので、リースにしたときにナチュラルな雰囲気を出すのにぴったりですし、何より「香り」がします。
キラキラした装飾品を飾り付けた華やかなリースもクリスマスらしくていいですが、季節問わず飾ることができるナチュラルでスパイシーな香りのするリースというのも捨てがたいのではないでしょうか。
スパイスを使ったクリスマスリースの作り方
材料
・土台となるリース
・各種スパイス(スターアニス、ローレルリーフ、唐辛子、ユーカリの葉など)
・その他装飾品(松ぼっくり、ドライフラワーなど)
・グルーガン
・スプレー缶(ホワイト)
私がリースを作った時の材料は上記の通りですが、もちろん他に様々なスパイス(シナモンやクローブ)を使ってもいいですし、自然のままのテイスト全開で行くのであればスプレー缶は無くてもいいかもしれません。
土台となるリースもツルや枝があればご自分で自作しても良いと思いますし、余り布や新聞紙で輪っかを作って100均などで購入できる麻ひもでぐるぐる巻きにするだけでもリースの代わりになります。(※土台の部分を完全に隠してしまうくらい装飾品を使う場合にはこれでもOK)
今回私が選んだスパイスは、魔除け効果の強い「ローレルリーフ(月桂樹)」「唐辛子」「ユーカリ」に加えて、形が可愛くて香りのする「スターアニス(八角)」です。
いずれも100均やスーパーで購入できる素材ばかりですが、念のためネットでの購入場所も下記にご紹介しておきますね。
作り方
1.いくつかの飾りつけの材料にホワイトカラーのスプレーで軽く白色を付けておく
2.リースにグルーガンで材料をくっつけていく
①唐辛子は真っ赤な色のものよりも、くすんだ朱色に近いものの方が全体になじみます。
②ポイントとなる大きな飾りの材料は対角線上につけるようにするとバランスよく見えます
まとめ
スパイスを材料にするという以外は、一般的なリースづくりと変わりません。
キラキラしたものではなくナチュラルなリースを作りたいと考えていて素材選びに迷っている人には、スパイスは意味合い・香り・デザインのいずれをとっても最適な素材になると思います。
スパイスを使う事で防腐・抗菌効果も付きますので長持ちしますし、季節を問わず装飾品として家の中を彩ってくれると思います。
ナチュラルなリースを作りたいと考えている方は、是非お試しください。
私のインスタグラムではブログで過去にご紹介したスパイスを使った異国料理のレシピや、おすすめのスパイスの使い方や使用上の注意点などについてご紹介しています。
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