数あるスパイスレシピの中でも私がよく作るのが、今回ご紹介する「スパイス入り大根はちみつジンジャー」です。
その理由は「夫が風邪をひきやすいから」
しかも必ずと言っていいほど風邪のひき始めは「のど」からのようで、のどに違和感を感じるたびにお願いされるレシピです。
元看護師の私としては「暖かくして寝るのが一番!」と言いたいところですが、どうしても外せない仕事があったりして動かなければいけない時に、少しでものどが楽になるようにと思って作っています。
一般的な生姜湯よりも鎮痛効果などを持つスパイスを加えるのでしっかりと喉に効き、体も温めてくれます。何よりも「簡単」で「美味しい」のでオススメです。
風邪の時の喉にいい飲み物|スパイス入り大根はちみつジンジャーの作り方
材料
材料 | 分量 |
大根 | 1/5~1/6本 |
ショウガ | スライス5~6枚 |
クローブ | 1つ |
スターアニス | 1片 |
シナモン | 1本 |
はちみつ | 適量 |
※スパイスはいずれもホールを想定しています。クローブ、スターアニス、シナモンのいずれかは無くても大丈夫ですが、全部あった方が喉に効きます!
作り方【調理時間:20分未満】
①大根とショウガは皮をむき、大根は角切りに、ショウガは薄切りにする
②綺麗に洗った瓶にショウガ、大根の順に入れてはちみつを大根とショウガが半分くらい浸かるまで入れる
③お好みでクローブ、スターアニス、シナモンを入れる
④少し置くと大根から水分が出てくるので、お湯に溶かして飲みます
のどの痛みによく効くスパイス
今回のレシピではちみつ漬けにしている材料はいずれも風邪の時に摂取すると良いとされるものばかりです。
・クローブ:鎮痛、殺菌、防腐、抗菌作用
・スターアニス:代謝向上、血行促進による冷えの解消
・シナモン:殺菌、抗菌作用、風邪予防、解熱、血行促進による冷えの解消
・ジンジャー:殺菌、抗炎症、発汗、解熱、血行促進による冷えの解消
・はちみつ:咳止め、殺菌、抗炎症、血行促進
・大根:殺菌、抗菌作用
ハチミツやショウガ(ジンジャー)が咳止めや喉の炎症止めによく使われるのは皆さんご存知の通りだと思います。
大根は、イソチオシアネートという辛み成分が抗菌効果や殺菌効果を持っているとされ、のどの痛みを緩和してくれる効果があります。
クローブ、スターアニス、シナモンは、いずれも殺菌効果や血行促進による冷えの解消などの効果があるので、はちみつ漬けのシロップに入っていると効果も強まります。
ただし、これらのスパイスは入れすぎると薬っぽくなったり、苦みが出てきてしまったりするので、ほんの少し加えるだけで十分でしょう。
作り置きするなら大きめの瓶に入れて保存しよう!
今回ご紹介した「スパイス入り大根はちみつジンジャー」は、大きめの保存容器に入れる場合は冷蔵保存で比較的長期間保存ができます。
基本的には大根から出る水分とはちみつがシロップの主原料なので、それらの量を増やしてください。スパイス自体は増量してもしなくても大丈夫です。
空気が乾燥する寒い季節を前に作り置きしておくと、予防的に飲むこともできるのでオススメですよ!
まとめ
本記事では、夫が良く風邪をひくことから私が頻繁に作る「スパイス入り大根はちみつジンジャー」の作り方をご紹介しました。
ご家庭で作ることのできる飲み物の中では最上級に抗菌・抗炎症作用のある物ばかりを使ったシロップですので、喉が痛いときには温かいお湯で割って飲んでみてください。
当然、風邪を治したりのどの痛みを完全に取り去る効果はありませんし、過度に飲み過ぎても逆効果になることもあるので、程度を守って美味しく飲んでいただければと思います。
同様に風邪の時にあると便利なレシピは下記も参考にしてみてくださいね!
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