こんにちは、ひらつかスパイス農園のまりです。
おうち時間が長い状況が続いていますよね…。家にいる時間が長くなったので新たに料理を始める人が多くなったとよく耳にします。
皆さんは手作りおやつ好きですか?私はおやつを作るのが大好きです。それも作ったことがない、新しいおやつにチャレンジするのがとても好きです。
今回は家にいながら海外旅行をしたような気分を味わえる素敵なおやつのレシピ本を買ったので、レビューを書いてみたいと思います。
Contents
世界のおやつ|おうちで作れるレシピ100
この本は旅するパティシエの鈴木文さんが書いた二冊目の本になります。
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一冊目の本『旅するパティシエの世界のおやつ』にも最後の方に少しレシピが載っていました。
今回は、な、な、なんと鈴木文さんが世界各国で学んだお菓子100のレシピが載っていてしかもすべて可愛いおやつのイラストで紹介されています。
100って相当な数のレシピですよ!
しかも、2021年9月7日に「料理レシピ本大賞 in Japan 2021」でお菓子部門において準大賞を受賞されました。文ちゃんおめでとう~!!
『世界のおやつ|おうちで作れるレシピ100』を読んだ感想
世界のおやつのレシピがイラストと共に地域ごとに合計100ものレシピが載っています。
海外のおやつだから、材料が手に入りにくいモノばかりだったらどうしよう。カロリーが高いモノばかりだったらどうしようと思っていましたが、ほとんど近所のスーパーで手に入る材料で作り方もシンプルなものがたくさん載っていました。嬉しい!
家にある材料ですぐに作れるものも多く、工程もシンプル!
実際に作ってみた世界のおやつ
これまで私が作ったおやつは下の通りです。どれもシンプルな材料ですが小さな発見があって面白い。
アンザック・ビスケット p176
ニュージーランドに住んでいた相方のリクエストで作りました。今まで10回以上は焼いています。
相方が通っていた語学学校で「アンザックデイ」と言うものがあり、何か分からずに先生に質問したところ、アンザックは「オーストラリア・ニュージーランド連合軍」の意味で第一次世界大戦の兵士たちにビスケットを送ったそうです。アンザックビスケットはそこから来ていると話してくれました。
アンザック・ビスケットはオートミールで作る栄養たっぷりのクッキーで相方さんはよく畑仕事のお昼ごはんに食べていた思い出の味とのこと。
初めてこのアンザック・ビスケットを作ったのですが、そのおいしさに家族全員ハマって今では頻繁に焼く人気のおやつになりました。
日本のスーパーではまずお目にかかならい味です。
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材料は「ココナッツファイン」と「オートミール」はネットで買っています。
特にオートミールは海外で売っているような粒のしっかりしたオートミールを使うと小麦の味がしっかりとしていて歯ごたえも良くてお勧めです。
我が家がたくさん作るのでおっきいオートミールを買いました。
文ちゃんのレシピやニュージーランドの料理本などを参考に相方が現地で食べていた味を再現してみました。⇩⇩
『ニュージーランドの伝統お菓子|ココナッツとオートミールのアンザッククッキーレシピ』
ラドゥ p205
インドでよく食べられるひよこ豆のクッキーです。クッキーと言ってもオーブンいらずフライパンで作れちゃいます。
以前、あやちゃんが作ったラドゥを食べたことがあるのですが、おいしさに震えました。
インドの友だちに教えてもらったレシピでよくラドゥを作っていたのですが、依頼あやちゃんのレシピでも何度となく作るように。
あやちゃんのラドゥはどこか和風な雰囲気もあって、やさしい味に仕上がります。
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私が旅をした時にインド人に教えてもらったレシピもブログに載せています。
私がインドで食べた一番好きなお菓子「ラドゥ/Laddu」の作り方
クルフィ p203
インドのミルクシャーベットです。インドに長く滞在していましたが、出会わなかったおやつで牛乳×ミカン×カルダモンがどんなハーモニーか気になって作りました。
結果、うちの5歳の長男の大のお気に入りのアイスになしました。また作って!!と必ずリクエストされます。ミカンとカルダモンって合うんですね。アイスにまでスパイス入れちゃうところがインドだなぁって関心します。
子ども用のクルフィにはピスタチオはまぶしていませんが、ピスタチオのアクセントがいい仕事してます。
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ドロンマル p60
本が届いて一番最初に作ったおやつです。
何か作りたいなぁと思いながらパラパラとページをめくっている時に、すごくシンプルですぐに作れそうな「ドロンマル」を見つけました。
クッキーに重曹?どんな感じなんだろうと思いながら作ってみると…ザクザクおいしい♪ どこかで食べたことのあるような懐かしい味。
相方が気に入って「メロンパンの端っこのじゃりじゃりしてるところみたい。」とたくさん食べてました。甘いのでブラックコーヒーと一緒に食べるととっても合いました。
家にある材料なのに、組み合わせで違ったおやつになるのは楽しいと思ったレシピです。
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パルメリータ p135
アップルパイを作った時にかぶせるパイシートの切り目を失敗してしまい、急遽あやちゃんの本に源氏パイみたいなのが載ってたよね?と本を開いて作った「パルメリータ」
ちっこい源氏パイみたいでサクサクっと何枚でもつまんじゃうおいしさ。
アップルパイのシート失敗してよかった。笑。
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ラッシー p204
インドでよく飲まれるヨーグルトドリンクです。
よくスパイスカレーを作るのですが、そのサイドメニューとしてラッシーを作りました。
一口飲んで「うっまー!!」ってなりました。砂糖の量すごいなって思いましたが、躊躇せずに入れると◎
インドの道端で飲んだラッシーを思い出しました。いや、インドのはもっと甘かったかもしれない。
冷凍バナナを入れてジューサーでギュイーンで簡単おいしい。子どもたちにも作ってあげたいです。この日はサグカレーというインドのほうれん草のカレーに合わせました。
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こちらは牛乳の代わりに豆乳も入れ、カルダモンパウダーを混ぜ、トッピングにイチゴとピスタチオを散らしました。
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ハッラー p193
ユダヤ教の安息日に食べる、神聖なパンだそうです。やさしい甘さなので子どもたちの朝食にバターを乗せていただきました。焼いた翌日だったので、軽くトーストして食べたら胡麻のいい香りが部屋中に。
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そういえば、イスラエルではゴマがトッピングされているパンをよく見かけました。
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チョコチップクッキー p159
カロリーが恐ろしくて気になっていたのに作っていなかったチョコチップクッキー。実は大好きなんです。作っている時にチョコレートの多さにたじろぎながらも、手作りのチョコチップクッキー最高においしい!!一枚で大満足なので、ながら食べにならずに結果食べ過ぎにならなくて◎
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他にもポルトガルのおやつ「アレイアシュ」p86を作りました。こちらもレモン香りがアクセントでとってもおいしいクッキーでした。
他にも作ってみたいおやつが山ほどあるのですが、なにせ100あるので。もはや一生楽しめそうな本です。
娘っ子が大きくなったらこの本片手に一緒におやつ作りしたいな。って気が早いか。(娘っ子一歳になったばかりです。)
まとめ
鈴木文ちゃんの2冊目の本『世界のおやつ|おうちで作れるレシピ100』でした。
個人的にとっても素敵な本だなあと思います。なんと執筆はご妊娠中だったというから驚きです。
写真のレシピ本が多い中、絵にしたこだわりが見えるし何よりも眺めって癒されます。
これからもおやつを作るときに真っ先にこの本を開くでしょう。
まだ作っていない世界のおやつに逢いに行くのが楽しみです。